- 2017-11-13
- その他
こんにちはTKA Labです。
今回は、TKAの話題から少しそれ、文献管理の話をしたいと思います。
臨床に役立つために、文献を読まれると思います。
一昔前は医学系の図書館に行き、
1000円札を100円玉に両替し、
大量に論文のコピーをとっていました。
しかし、今は、文献の電子化が進み、
オンラインでpdfファイルをダウンロードできる時代になりました。
これは、コピー世代にとって非常に便利で、
24時間思いついた時に欲しい文献を読めるというのは、
非常にありがたいです。
でも、文献のpdfファイルが溜まってくると、
パソコンの上の整理に悩み、
また、パソコンのハードディスクの容量がだんだんと気になってきます。
文献管理ソフトは、
無料のMendelayやEvernote、
一部無料のReadCube、
有料のEndNoteなどいくつかあります。
文献の管理は、人それぞれ整理の方法に好みがありますので、
一概にこれがおすすめ!っていうのはありませんが、
私はRead Cubeを使っています。
年間6000円程でCloudが使用でき、
複数のパソコンにRead Cubeをインストールしておけば、
IDとパスワードを用いてどのパソコンからもログインできます(Read Cube pro版)。
cloudを使用しない場合は無料で使用できます。
なぜ、この文献管理ソフトを使う理由は、
まず、デザインがいい!他の文献管理ソフトと比べると私好みのデザインだったからです。
でも、デザインだけではなく、他にも理由があります。
それは、Read Cube上で文献検索から文献を読む、引用文献の作成全てが完結できます。
Read Cube上で文献を検索できる!
Read Cube上で文献を読める!
引用文献の形式も作れる!
また、有料のRead Cube pro版では、
webから論文をダウンロードするフォルダを指定しておけば、
自動でRead Cubeにインポートしてくれます。
難点は、表示が英語なので、わからない英語を調べつつ使用しなければいけません。
英語の勉強だと思って少しずつ解読して使用しましょう。
また、日本語入力ができませんので、日本語のタイトル等をつける際には、
wordなどで日本語のタイトル等を作り、それをコピペしなければいけません。
文献管理の方法は好みがありますので、
絶対これがおすすめとは言えませんが、
使用する文献管理ソフトに悩んでいたら、
無料なので試してみてください。
あの文献読みたいな!と思った時にすぐに探し出せないと、
読む気が失せてしまいます。
読みたい時に読めるように文献管理しておくことをお勧めします。