治療方法の選択肢について考える

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先日、LINE@にて配信した関西5医大の勉強会の話の続報です。

遅くなりましたが汗)。

 

当日は、周術期の疼痛管理の他に、症例検討会がありました。

 

内容は、症例にとってどの手術方法が適しているかを検討されていました。

脛骨行為骨切術(HTO)、
後十字靭帯温存型人工膝関節置換術(CR)、
後十字靭帯切除型人工膝関節置換術(PS)、
人工膝関節単顆置換術(UKA)、
手術しない等、

どの手術が適しているかを、

各大学の代表がプレゼンテーションするのです。

 

このプレゼンテーションを見ていて、医者ってさすがだな〜〜と思うのと同時に、自分はまだまだだなぁ、と感じました。

 

何が凄かったかというと、

プレゼンテーションが上手い!というのではなく、

一つの手術方法以外に、

手術方法が適さなかった場合の

二番目、三番目の手段をいくつも考えていることがすごいなと感じました。

また、

これらの選択肢を選ぶ際に、リスクや生活環境、主訴、NEEDあらゆる角度からリスクとメリットを考えて、複数の選択肢を考えていました。

そこまで、深く考えるのか。。。。と

感心しました!!

 

自分の臨床を振り返ると、

第一の治療方法以外に二番目、三番目の治療方法まで考えてないなと。。。

場当たり的に思いつきはするけど、

治療に臨む前からここまで深く考えていないなと反省しました。

 

 

20分という短い時間で、1日に15人以上もの患者さんをみる環境ではありますが、

時間の制約や忙しさに流されず、一人一人の治療を再度検証し、

最短で良くなる方法、

この治療方法の効果が低かった時の複数の選択肢を用意しておくことを今後の習慣にしていきたいと思いました。

 

 

合わせて読んでおきたい記事:  人工膝関節置換術後の理学療法(上級コース)〜健常膝と人工膝関節のkinematicsからアプローチを考える〜
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