人工膝関節置換術後の膝蓋骨付近の痛みについて

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人工膝関節置換術後に、膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)を訴えられる方が少なからずいます。なぜ、膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)が生じるのでしょうか?

今日は、膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)についてです。

 

 

 1.膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)の頻度

先ほど膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)を訴える方は、少なからずいると書きましたが、実際にどのくらいの数の人が痛みを訴えているのでしょうか。どのくらいかというと、人工膝関節置換術を行った中で、約8%の方が膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)訴えると報告されています。

みなさんの臨床の経験と比べると多いでしょうか、それとももっと少ないでしょうか。私の少ない臨床経験ではあまり多くなく、100人中1~2人の印象があります。

では、この膝の膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)の原因はなんでしょうか?

 

2.膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)の原因は?

このような膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)は一体何が原因で生じているのでしょうか?

・大腿骨・脛骨のアライメント?

・膝蓋骨の位置?

・軟部組織の影響…etc

実は、原因がはっきりとわかっていません。上にあげた3つそれぞれがもっともな原因な気がしますし、他に何か痛みの原因となる要素があるのかもしれませんし。。。。私も検討がつきません。大腿骨や脛骨のアライメントは、術前および術後の影響が考えられます。膝蓋骨の位置は術後3週くらいから外側へ傾斜すると言われています。しかし、この膝蓋骨の外側傾斜と膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)は相関しないとも言われています。そうなると、手術の影響や膝蓋骨の位置ではなく、膝蓋骨周辺の軟部組織の影響が可能性として高いのかもしれません。

 

膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)への対処方法

この膝の痛みへの対処法ですが、アライメント等手術に関することは理学療法士が手を出すことができません。しかし、上にあげたように膝蓋骨の変位が原因でさらに軟部組織の柔軟性が問題であればストレッチや物理療法等を用いて柔軟性の改善を図ることも一つの方法です。

また、外側広筋有意で膝蓋骨が働いているのであれば、内側広筋を選択的にトレーニングすることも検討してみてもいいかもしれません。

 

4.まとめ

今回は、膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)について書きました。現在も膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)の原因ははっきりとわかっていませんが、逆に原因と疑わしいものを一つずつクリアしていくことで痛みの減少が可能だと思います。膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)に対して様々な角度からアプローチし、膝蓋骨付近の痛み(anterior knee pain)を改善していきましょう。

合わせて読んでおきたい記事:  NMESとTENSの強度や頻度は?
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