- 2017-9-16
- その他
今日は、人工関節の話は少しお休みです。
少し、”理学療法”についてのお話です。
前回のブログで書きました、5大学の医師のプレゼンテーションを見てから
“理学療法士”ってなに?と、考えていました。
医師は、一人の患者さんに対して頭脳をフル回転させ、いくつもの治療方法を考え、医師にしかできない独占技術で治療する。
一方、理学療法士は医師のように業務独占ではなく、名称独占であり、独占的な技術はありません。
理学療法士の存在意義はあるのかと、考えていました。
私の出した結論は、
それは、
理学療法士は、
”医学的知識を用い、誰にでもできる治療技術で患者さんを良くすることができる”です。
ポイントは、「医学的知識」と「誰にでもできる治療技術」です。
医学的知識は、他の理学療法に類似した職業の中で一番医療に近い場所におり、他の類似した職業より医学的知識が豊富です。
この知識をフル活用して、患者さんの治療にあたります。
また、「誰にでもできる治療技術」というのは、名称独占だからです。
「誰にでもできる治療技術」と聞くと、理学療法士の技術って大したことないか。。。と思ってしまいますが、
そこは、発想の転換です。
「誰にでもできる治療技術」で治せるってことは、すごくないですか?誰かと同じことをしてても効果が出せるって!
そのためには、
豊富な知識や適切な治療戦略の考え方が必要であり、重要だと思います。
このように考えてみました。