TKA後とTHA後の転倒リスク因子とそのエビデンスレベル(会員限定)

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変形性股関節症と変形性膝関節症は関節の変性が生じるだけで無く、

疼痛・筋力低下・関節の機能低下・バランス能力が低下し、

歩行へも影響を及ぼします。

 

このように身体・関節機能が変化する症例の年間転倒率は、

変形性股関節症症例は50%、

変形性膝関節症症例は50%(重度のOAは63%)と言われています。

 

一方、人工股関節全置換術(THA)症例と人工膝関節置換術(TKA )症例の転倒率は、

入院中の転倒がTHA症例は1%、TKAは3%と言われています。

また、

退院後のTHAとTKA症例の転倒率は約50%と言われています。

 

どのような症例がいつ転倒しているかというと、

THA症例の40%、

術前に転倒した経験のあるTKA症例の50%、

術前に転倒の経験のないTKA症例の20%が

術後1年以内に転倒しています。

 

今後10年間でTHA、TKA症例が増加することを考えると、

転倒予防として、転倒因子を把握しておくことは重要です。

今回は、

THA/TKA症例の転倒率と転倒因子についてまとめました。

 

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